火がつかない

ホームタンクの灯油残量・バルブを確認する。

油タンクの灯油が切れていないか確認しましょう。
ホームタンクのバルブ、屋内の灯油元栓は閉まっていませんか?
お子様のいたずらで閉まっているケースもございます。

また灯油を切らしてしまうと、給油をしても油路に空気が入ってしまい油が流れなくなる場合があります。

その場合はエア抜き作業が必要となります。当店までご連絡ください。 

※出張料・作業料がかかります。

電源が入っていない。

電源プラグがコンセントから抜けている。
機器のあるお部屋のブレーカーが落ちている。

落雷や長期間不在のために一時的にコンセントからプラグを抜いていたことも考えられます。

ブレーカーを入れ直してもまた落ちてしまうときは、基盤故障や内部の水漏れによる漏電の可能性も考えられます。

使用を中止し、当店までご相談ください。

耐震消火装置が作動している

本体に衝撃を加えてしまったり地震が発生した場合、耐震消火装置が作動している場合があります。

「運転」スイッチを「切」にし、再度「入」にしてください。

地震の場合は機器の設置場所へ行き、周囲の可燃物、機器の損傷、油漏れ、水漏れがないか確認してから操作してください。

上記操作で直らない場合は当店にご相談ください。

ストーブにぶつかってしまい、その後火がつかなくなった
シーズン初めに点火しない

ストーブを動かしたり強い衝撃を与えたりすると、定油面器にロックがかかることがあります。ぶつかってしまった時やシーズン初めには、リセットボタン・リセットレバーを押してください。
定油面器の安全弁が外れ、油が流れるようになります。
本体横面、または下部にある機器がほとんどです。

改善されない場合は、当店までご相談ください。

止水栓が閉まっている・凍結している

凍結防止の水抜き操作のために止水栓を閉めた、
あるいは凍結させてしまった可能性はありませんか?

止水栓の確認をしてみましょう。

凍結の場合は、
・ストーブの火を大きくする
・凍結部分にタオルをかぶせ、ぬるま湯をかける
などの対処法を試してみてください。
(※熱湯を使用すると、配管や内装にダメージが及ぶ場合があります。)

上記の項目を確認しても火がつかない場合は、本体の故障が考えられます。リモコンや本体にエラーコードが表示されている場合、症状とご一緒に当店までご相談ください。

水・油が機器から漏れている

水・油が機器から漏れている症状があれば、すぐに当店までご相談ください。
放っておくと火事になってしまう恐れがあります。

故障かも?

黒煙が出ている
機器の排気口や、周りの外壁が黒く汚れている

上記のような症状があれば、すぐに当店までご相談ください。
放っておくと火災や、不完全燃焼による一酸化炭素中毒になってしまう恐れがあります。

なお、秋冬に見られる白い排気ガスが出ることがあります。
ガス中の水蒸気が水滴に変わるためで、こちらは異常ではありません。

エラーコード「88」または「888」が出ている
機器本体のランプが点滅している

一般的な使用方法で
ボイラーは10年相当
ストーブは8年相当
使用した場合に出る、点検時期お知らせ機能です。

故障ではないためそのままご使用いただけますが、
経年劣化による重大事故を防止するために点検・整備をお勧めします。

エラーコードが表示される

各メーカー・製品により異なります。
症状とエラーコードを控えて当店までご相談ください。

なお、エラーコードの意味は各社のウェブサイトに掲載されています。

音が大きくなってきた ビビリ音がする

送風ファンにホコリ、バーナーにススがついて、本来の性能が発揮できなくなっている可能性があります。分解整備で改善する場合があります。

10年以上使用している場合は、そろそろ交換時期が近づいています。

分解整備について

そろそろ取り替えたい

寿命はどのくらいですか?

使用頻度や使用環境が個々のお客さまで異なりますので、各メーカーとも寿命・耐用年数という表現はしていません。 

標準的な使用条件のもとで使用した場合、安全上支障がなく使用することができる期間として、ボイラーは10年、FFストーブは8年と設定されています。(設計上の標準使用期間 ※無料保証期間とは異なります)

とはいえ20年現役でお使いになられているケースもあります。

しかし製造から約10年で補修部品の供給がされなくなり、直しても他の部分がすぐ壊れてしまう場合もあります。

コロナ禍以降、各メーカーとも在庫状況が大変不安定となっており、
「寒い時期に故障!すぐに同等品に交換できない…」
となると、それこそ命取りとなる場合があります。

一つの目安として、10年が経過したら機器の入換えをご検討ください。
また期間内であっても、異常を感じたら早急に使用を中止し、当店へご相談ください。

ボイラー編

暖房ボイラーの不凍液は交換したほうがいいの?

耐凍結性能、防錆性能が低下しますので、3年に1回の入れ替えをおすすめしています。

当店までご相談ください。

据置形と壁掛形はどちらがいいですか?

性能・能力に違いはありませんが、据置形から壁掛形への変更は、壁に補強が必要になったり、配管の取り回しの大幅な変更が必要になることが多く、当店ではおすすめしておりません。

水道直圧式と貯湯式はどちらがいいですか?

給湯機には水道直圧式と貯湯式があります。
直圧式は水道の圧力で給湯できるため、高い圧力が望めます。
貯湯式は缶体保護のため減圧逆止弁、圧力逃し弁を取り付け、減圧しているため、
直圧式より圧力が低くなります。

直圧式給湯機をお使いいただいたお客様が貯湯式給湯機に換えられた場合、同じように使うとシャワーの勢いが弱いと感じられる場合があります。

その場合は給湯温度を高くし、混合栓で水を多く足すやり方で水量を上げて使用していただくことをおすすめします。

ストーブ編

床暖房の循環液(不凍液)が減った場合、なぜ不凍液を注ぎ足すのはよくないの?

不凍液の凍結防止成分は蒸発せず、水分が蒸発して循環液が減ります。

補給のつど不凍液を注ぎ足していくと、濃くなりすぎ、循環しにくくなるためです。また、使用していると空気中の酸素に触れ、徐々に凍結防止と防錆の性能が低下していきます。それを補うものが補充液です。

床暖房の不凍液が減った場合、補充液を補給してください。

不凍液は交換しないとだめですか?

定期的に交換が必要です。

補充液を補給していた場合は6〜7年で、
水を補給していた場合は2〜3年で交換をおすすめします。

当店までご相談ください。